第三者団体EQUAL-SALARY財団による認証は、よりインクルーシブで男女のバランスが取れた職場を実現する上で、重要な要素となるものです。
スイスに拠点を置く独立系NPO法人・EQUAL-SALARY財団が主催するEQUAL-SALARY認証は、同一の職務に従事する男女への同一賃金の支払いを確保できる持続可能な方針や体制が組織内に整備されていることを証明するものです。
「男女同一賃金は、決して当たり前のことではありません。PMIは、社内に平等な賃金支払体制が整備されていることを、第三者団体が主催するEQUAL-SALARY認証の取得を通し、率先してかつ具体的に証明しています。当社は、公正、インクルージョン、多様性という業務再編に欠かせない要素を基盤とする職場の創出を通し、当社の社員および当社が今後獲得する人材の信頼を育むことを目指しています」
男女同一賃金の、第三者機関による
詳細データに基づく認証
「グローバルな事業を展開するPMIによる認証取得は、男女同一賃金の実現に向けた大きな一歩となるものです。フォーチュン500に名を連ねる大企業によるそうした取組みは、強力なメッセージを発するものです。私達は、本認証の取得を通し、PMIのようなグローバル企業に当財団の理念にご賛同いただけたことを大変光栄に思っています」
男女同一賃金の実践
日本
日本においては、フィリップ モリス ジャパン(PMJ)がスイス国外の企業として初めてEQUAL-SALARY認証を2016年11月に取得するなど、その他の国に先駆け男女同一賃金分野の活動が進められてきました。PMIは、EQUAL-PAY財団が定める厳しい基準の日本国内での導入を通し、日本国内における勤務体制の国際化に、他の企業に先駆け貢献してきました。
グローバル
“グローバルEQUAL-PAY”認証は、世界中のあらゆる事業拠点における、同一の職務に従事する男女への同一賃金の支払いを証明するものです。当社は2019年、グローバル認証の最初の取得企業となりました。
男女間の格差は?
グローバルEQUAL-SALARY認証は、役員の男女比率に見られる格差の解消には直接的にはつながっていませんが、それに伴う定性的監査は、男性と同等の昇進機会が女性に与えられない原因となっている潜在的障壁の特定に役立ってきました。このプロセスは多くの議論を生み出し、社内における男女間の格差を解消する必要性が経営陣により改めて認識されるなど、変革に向け着実に進みつつあります。
インクルージョン&ダイバーシティ分野の当社の取組みについて、ぜひ詳細をお読みください。